2013年3月31日日曜日

春の幻想




先週の半ば頃、ホーム横の神田川沿いが見事な
桜、桜、桜。
向こう側が見えないほどに。

そういえば最近、ムック本?っていうのかな。森茉莉さんの特集本みたいなもの、本屋さんでみました。

森茉莉さんは、森鴎外の娘です。
晩年はエッセイスト、作家、お料理研究家としても。【写真右】は先月、世田谷文学館から持って来たパンフレット(以前企画をやっていた模様)です。
森茉莉さんに興味ひかれるところは、なんだか経歴だけ聞くと華々しそうなのに、晩年がものすごく貧乏だったというところ。
でもそれを卑屈にせず『贅沢貧乏』ってエッセイを書いちゃったところ。貧乏でも小さい時からおそらくホンモノの中で育った彼女の日本語は、本当に美しいです。
たぶんこの世の中、貧乏なんて怖くないと言えたら、どんなにたくさんのことができるようになるだろうと思ってしまいます。
あと、先週は以前吉祥寺をご一緒していただいた素敵な素敵な女性の方に
神保町を案内してもらい
三島由紀夫のフロアがある、小宮山書店というところにも連れて行っていただきました。何故か等身大のアニメキャラ、映画キャラがいる、段ボールだらけのその部屋から、1冊彼の少年時代の詩集を買いました。

翻訳の勉強をするようになって、今まで読んだ本も見方が変わってきたような気がします。三島由紀夫の言葉、改めて、す、すごい…と。宮沢賢治の擬音語然りですねー。Viva日本語。

関係ないけど、この前酔って吐き気をもおよしました。渋谷から乗った電車二駅で途中下車。駒場東大前。ところがトイレに行ったら上からの吐き気ではなく、下からの…でありました。一瞬、一年前に成田で起こした上から下から…の惨劇を思い出しました。春は美しいけれど、春になるとこうなるのか…嫌なジンクスです。おそらく外で待っていた同居人は、東大に続く桜並木の下で、今年も心配そうに私を待っていてくれたのでした。



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